道を極める水鷗流大会!

こんにちは!不老会です。

昨日は水鷗流古伝武道大会に参加してきました!この大会の大きな魅力は、古流演武大会という名の通り、自分たちが修行する流派の技全てで試合ができることです。普段の大会では自由技の古流二本と全剣連居合三本の構成となるため、色々な古流を試合で抜くことができません…数多くある流派の技を最大限出し切ることが出来る大会は試合に出る側としても、観戦側としてもとっても楽しめるものになっています!

開会式では、水鷗流宗家の勝瀬先生が「自己の主張」を大切にし、技を思う存分発揮するよう勧めてくださいました。そのお言葉の通り、自流派の主張を存分にしていこうと思います…!

大会では、まず各流派による組太刀が披露されました。組太刀では、不老会からは太刀打ちの位と大剣取で参加しました。太刀打ちの位は四段同士で、大剣取は七段不老会代表と四段の組み合わせで行いました。

演武は普段の稽古が十分発揮できたと思います!!お疲れ様でした!

太刀打ちの位は昨年も参加させていただきましたが、今年からは新たに大剣取も加え参加させていただきました。普段から組太刀の稽古をしていても、人に見られる機会はそう多くありません。大会に参加するにあたって、十分な技を披露するために今一度客観的に見直すことで、想定の確認や技術の確認ができたように思います。

また、今回大剣取を取り入れたのは英信流の組太刀を広く知ってもらいたい、という思いがあります。多くの人に見ていただくことで、英信流の組太刀のバリエーションを知ってもらうことで長く技を残していくことにも繋がっていくと考えています。どこかで興味を持ってくれた人が英信流に触れ、さらに広がって永く繋いでいければという思いが、不老会が古流を大切に思う根幹になります。今後も機会をいただければ、また組太刀の参加をしたいです…!!

そして試合の結果は下記の通りです!

七段演武…優秀賞

三段の部…第三位

四段の部では惜しい結果となりましたが、参加者全員が自らの技を堂々と表現していました。自己の主張、流派の主張が出来たのではないでしょうか…?!

閉会式での勝瀬先生のお言葉もとても印象的でした。「自分の信じる道を進み、心の豊かさを学んでください」というメッセージは、居合道をはじめとした「道」の修行の根幹のように思いました。師匠の技や流派の技を学び修める道は、なかなか一筋縄では行きません。壁にぶつかったり、色んな人と関わる中で楽しいことも苦しいことも感じたりする中で、それでも信念を持って進むことで見えてくるもの得られるものがあるように思います。がむしゃらに歩く中で酸いも甘いも噛み分ける人間になれるのかなと感じました。

不老会の活動の目的に無双直伝英信流谷村派の技の継承を掲げております。この道を進む中で出会うであろう苦しいことも楽しいことも、全力で対峙していこうと思います…!

今回、組太刀や試合の演武を見た皆様から温かいお言葉やご指導をいただきました。全てを血肉と出来るよう、また一歩ずつ進んで行きます!

皆様引き続きのご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします!

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