無双直伝英信流 ―― 歴史と魅力を深掘りします!

こんにちは、不老会です!

なんとなんと、最近の不老会では見学者が増え、内何名かは入会いただきました!ありがとうございます!!

どんどん賑やかな道場になっていくことが嬉しくてたまりません☺️

ありがたいことにホームページも見ていただいており、一層魅力的なものにしていきたいと奮起するこのごろです。また時間を縫って改修していきます💪💪

さて、9月になりました!

SNSを見ていると、各大学や道場が合宿で古流を習っている様子ですね!

連盟居合も奥深いですが、古流はながーく歴史が積み重なって凝縮された教えが詰まっております。

不老会も賑やかになり、居合道界も古流で盛り上がっている(?)今!不老会が学ぶ古流について改めてご紹介いたします!!

不老会では「無双直伝英信流(むそうじきでんえいしんりゅう)」を修行しており、歴史や特徴はホームページにも載せていますが、ここでは我々が感じる魅力についてご紹介しようと思います!

◯英信流の歴史

英信流のルーツは、戦国時代末期に生きた林崎甚助重信にさかのぼります。林崎甚助は、父の仇討ちを果たすために林崎明神で百日間の修行をし、見事に極意を会得しました。仇討ちを果たした後は全国を巡り、居合の技を広めました。

 この林崎甚助の居合の流れを汲みつつ、江戸時代に登場したのが七代目・長谷川主税助英信です。江戸時代初期、武士たちの使う刀は太刀から打刀へと変容していました。長谷川英信はこの変化を敏感にとらえ、技や型を従来の「太刀抜き」から打刀を用いる「居合抜き」へと進化させ、より実戦的な技術体系を築きました。

そして英信流は、九代・林六太夫守政の代に土佐藩(今の高知県)へ伝わり、以降は「御留流(おとめりゅう)」――藩外不出の秘伝として、土佐藩士だけに脈々と受け継がれました。英信流は土佐藩士たちの心技体を鍛える根幹となり、時代を超えて守り伝えられてきたのです。

明治以降は近代居合の祖として名高い十七代の大江正路を経て継承が進み、山本晴介らの普及活動により次第に全国へと広まり、今では日本各地、そして世界でも修行される流派となりました。

大江正路
大江正路の弟子である山本晴介 我々が修行する英信流は山本晴介先生の系統となります

〇英信流の魅力

英信流の大きな特徴は、「型」の美しさと実戦性のバランスです。

英信流の「型」は、居合道の型と組太刀の型の2種類に分けられます。

まず居合道の稽古では、初伝・中伝・奥伝と段階的に学んでいきます。居合の基礎から応用まで幅広い修練ができ、一人で行うものが中心です。

難易度は初伝〜中伝〜奥居合と上がっていきます。初伝で学ぶ技術の上に中伝で学ぶ技術が加わり、その集合体が奥居合となります。一つを疎かにすれば技が崩れる、その絶妙なバランスで技が成り立っています!秘伝のタレとも言える技術全てを習得できるのは果たして何年後となるのか…江戸時代からの歴史を自分の人生で体現させたいところです🥹

次に、組太刀の稽古では、向かい合う相手と呼吸を合わせて実際に打ち合う型となります。打刀同士や打刀と脇差、果てに柔術までと人と人とのやり合いが前提となった型ばかりです。相手との距離感、いつ相手が打って出てくるかの見極めが必要です。1人で行う型とは全く違う感覚が得られます。相手との打ち合いは実戦当時の追体験かもしれません!

そして不老会ではさらに「試し切り」も行っています!実際に刀で物(畳表)を切ってみることで、普段稽古している技が本当に使えるかどうかを確認することができます。

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英信流は江戸初期から現代まで伝わってきています。約300年という長い時間をかけて伝承され、深みを増して来たことが分かります。大江正路の時代に体系だった姿となり、今日まで伝わってきています。

その歴史を突き詰めようとすると自分の人生が足らない気がしますが、だからこそ深みに嵌ってしまう魅力があります。

大江正路は型稽古だけではなく、実際に戊辰戦争にも参加し、介錯もしたことがあるとか。人を斬るとは、斬れる刀の使い方・身体の使い方を熟知された方だったのでしょう。英信流にはその技術が詰まっていると思います。

途方もなく思えても、ある時ふと分かる瞬間に先人たちの影に触れたように感じ、表現し難い程の気持ちになります。その瞬間を求めて稽古していると言っても過言ではありません。そしてその突き詰めようとする時の集中力、先人たち先生方が繋いで来てくれたことへの敬意や畏怖、それらを含めて稽古に臨む精神性こそ武士足るものなのかもしれません。

居合は歴史が好きな方、一つのことに集中して積み上げていくことが好きな方にはぴったりな趣味です!歴史の深淵を覗くため、一緒に邁進していきましょう!

「無双直伝英信流 ―― 歴史と魅力を深掘りします!」への2件のフィードバック

  1. 形のお稽古とはいえ、稽古中にふと先人の先生方の思いを感じる瞬間があって、その歴史的重みを伝えていかねばと思う気持ちが醸成されるのが居合道の面白いところですよね

    1. いつも、有難うございます! 長い歴史の中で様々な先人が稽古工夫を繰り返してきた英信流ならではの重みを感じます! 
      厳しいこともありますが、何か一つ先人の工夫に気づけたときは喜びがとても大きいですね!

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