土おこしをしっかりと!

先日の水鷗流大会が終わり、不老会が今年参加する大会は一段落しました。
次の大会は1月の関東甲信越大会になります。初めて会員全員で参加する大会となるので、今からわくわくしています…!
とはいえ、大会までまだ期間があり言わば農閑期とも言える時期です。その間講習会や神奈川県の地区別対抗試合、北山田フェスティバルなどありますが、大会シーズンの頃と比べると穏やかな(?)時間を過ごしています。
その間ただ何となく稽古をするのではなく、基礎を振り返り居合の土壌に栄養を与える期間として色々と工夫しようとしています。

●全体稽古(全剣連の想定・動作確認)
普段不老会の稽古では、個々に稽古を行い代表が順番に回って指導をする、いわゆる個別稽古の体制をとっています。
ただありがたいことに最近は新入会員も増え、人数が多くなったことで、会としてある程度統一された技術論を共有していくこととなりました。基本は神奈川県剣道連盟の先生方から教えていただく内容、講習会で通知された内容となります。
少し前から始めたのですが、各技の振り返りになることで抜けていたことを見直せたり、進度を合わせられたりと良い感触を得ています!

今回は4本目、5本目を行いました。敵との距離感や「強い」体勢を知るため実際に人を置いて木刀と一緒にあれこれ試してみました。
思ってた以上に近い距離に驚いたり、突きの体勢が簡単に崩されてしまったり…意外と出来てないことが分かってしまいます…

また剣連の稽古が終わると、古流を一通り習っているメンバーは各々古流の稽古に入っています。
試合が近いと持ち技の稽古が主となり、満遍なく稽古する時間がなかなかありません…この機会に古流特有の動きを習得しどの技もきちんと抜けるようにしっかり身体を馴染ませようと思います!

●試し切り
そして先週末は庄嶋先生宅で試し切りの稽古を行いました!

今回は先日の昇段審査で初段を取得された方が初めての試し切りに挑戦しました!
初の試し切りということで緊張もされていましたが…見事成功でした!

日々の稽古で素振りはしていますが、実際に切るとなると独特の緊張感があります。さらに手の内や重心の使い方、見る位置切る位置など実際にものがあるからこそ分かることも多くあります。
先生のアドバイスもいただき、刃筋が合ってスパッと切れた瞬間はかなり気持ちよさそうでした!
何か一つできると、次も行けるかも、と自分のレベルが上がった感覚が得られますよね☺️
切り方も色々あるので、どんどん修行を進めていきましょう〜!

***
そんなこんなで会員それぞれが一つずつ自分の課題をクリアしていこうとしています。
自分に与えた栄養が次のシーズンで発芽してニョキニョキと大きくなっていきたいですね!

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